「そんなことない、だったら今来てないし……体調悪い時に話しても駄目だ、しばらくお互い頭を冷やそう」
「自分が言えっていったんじゃない」
楓は布団を頭から被った
優真はドアを開けて保健室から出ていった
うっ、うっ、優真くんのバカ
「楓~、給食もってきたよ、食べれる?」
泉が楓の給食を運んできてくれた
布団が震えていた泉は驚いて布団をはぐる
「どうしたの?」
「……っ泉……うわ~ん」
楓は泉に抱きついて泣きじゃくった
「楓……」
「ご、ごめん……」
「いいよ、泣きな、ここに給食置いとくから、部活行く前に話聞くから、しっかり食べないともたないよ」
「うん」
放課後、泉は楓の話を聞いてくれた
「楓は我慢しすぎだよ~、その塾の前で会った時に何で私に相談しないの?それか優真に言わないと」
「だってなるべく私からは勉強の邪魔になるからしないってことだったし」
「楓は遠慮しすぎもあるね、ケンカしてもいいじゃん、また仲直りすれば」
「だってケンカしたらもう嫌われると思ったもん」
「楓は一人っ子だからケンカ慣れしてないんだね」
「優真くんも泉と兄妹になるまでは一人だった」
「優真は家でもまあ怒るよ、お父さんはあまり怒らないから前のお母さんに似たんじゃないかな、気が短かかったみたいだよ、それに私らとも言いあいとかもするし、でも、すぐ普通に戻ってる、何もなかったかのように」
「そうなんだ」
「一年付き合ってるんだからもっとお互いのこと知らなきゃ、楓が言うとこビシッと言わなきゃ優真がつけあがる(笑)」
「もう、駄目なのかなしばらく頭冷やそうって言われたし」
「とりあえず今は優真の言うこと聞いて優真のことは考えない!もっと大事なことあるんだから、運動会に文化祭、受験、そのうち優真が何か言ってきたらまたその時考えればいいよ」
「塾の女の子可愛かった……胸もあったし、腕組んだ時当たってたんだもん、私みたいに細くて、ガリガリで胸もぺちゃんこな子な子魅力ないよね」
「楓は可愛いよ、自信もって!胸で選ぶようなら優真のこと振ったほうがいいよ、ヤキモチなんて可愛いじゃん、もっと私を頼っていいからね」
「ありがとう、部活あるのにごめんなさい」
「いいって、じゃあしっかり食事はとるんだよ、気をつけて帰ってね」
泉は部活へ向かった



