楓は優真から離れようとする
「こらっ逃げるな(笑)」
「だって~(笑)」
「だって~って可愛いこと言うな、俺ばっか好きみたいじゃん」
「嫌いなら付き合ってないよ~」
「じゃあ、言って」
「う~…………好き……あーもう恥ずかしいってば」
優真は嬉しくて楓を抱き締めた
「やっと言ってくれた(笑)何か少し俺たち進んだ気がしねえ?」
「少しね……」
「会うたびにチューしたい」
「それは無理だよ」
「そういう気持ちってこと、写真撮りたかった」
「絶対やだ!」
「ハハッ」
「もう、時間だ」
「早いな今日ありがとな」
「ううん、お大事にね、バイバイ」
楓は帰っていった
あー、やばい嬉しすぎる、ちょっと怪我してよかったと思ってしまった
優真は枕に抱きつきベッドの上でバタバタもがく
「痛てっ」
怪我した足をベッドの柵にぶつけた
新学期に入って運動会などの学校行事、新人戦のための延長練習や練習試合などお互い忙しくなる
優真は延長練習が終わり楓にメールを送る
‘楓~今部活終わったー、疲れた、何してた?今日暑かったけどバテてない?’
夜10時を過ぎても既読もつかず、返事もなかった
次の日の朝
‘ごめん、気づいたの朝だった’
次の日も送るが返事はいつも朝で、気づいたの朝だったとか、寝てた、の返事ばかり
なんだよ、いつも俺からばっかりメールしてるじゃん、電話も出ないし、返事はごめんばっか……
部活の帰り航に相談する
「なあ、俺最近すげえイライラするんだけど……楓が冷たいというかさー」
「んー、そうだな、俺もイライラするな、最近のお前に、キャプテンとして」
「えっ、俺?」
「うん、部活中も岡内のほうばかり見てるし集中できてないみたいだからさ、あんまりこれ以上ひどくなるなら注意しようと思ってたんだけど、自分で気づいたか?」
「ごめん、俺そんなに隣見てる?」
「うん」
「全然電話しても出なくていつも朝起きると返事がきてるんだよ、俺からばっかりメールしててちょっとイラついてた、本当にごめん」
「新人戦前じゃん、岡内だって疲れてるの一番お前が理解してるんだと思ってたけど違うの?俺のほうがわかってる感じするんだけど……」
「疲れてるから話したいと思ってしまっていた、楓が優しいからなんか言葉かけてほしくて……」



