「俺さ、今日お前のことつい可愛いとか言ってしまって恥ずかしかったのとそれをからかわれると腹立って……なんか、こうモヤっとするんだよね、男バスの先輩も可愛いって言ってたし、人が楓のこと可愛いって言うと腹立つんだ、何でだろ」
優真くんが腹立つっていうのは私の事を意識してると思うんだけど……違うのかな?
優真くんの気持ちは私にはわからないし、あゆみともどうなってるか聞けない、泉が責められる……
「ど、どうして優真くんが腹立つの?」
思いきって聞いてみた
「わからないんだよな、実は最初に会ったときから可愛いとは思ってたんだ、気にはなってると思うんだけど……それがまだ俺の中でははっきりしない……」
「それは……私もわからないよ」
楓は暗くてわからないが顔は真っ赤になっていた
「可愛いっていってくれると嬉しいし、体育館で見れるとかいってくれるとどうしてかな?って考えないこともないけど……」
あゆみのこと聞いてみようかな
「優真くんに聞きたいことあるんだけど……」
「何?」
「あゆみと付き合ってる?」
「いや、付き合ってない」
「じゃあ、告白された?」
優真は黙った
「されたんだ」
「泉から聞いた?」
「泉は関係ない、ちょっと噂を聞いただけ、付き合ってないならいい、私にも優真くんの気持ちはわからない……もう、帰るね」
楓は自転車に乗る
「あっ送る」
「ここでいい、じゃあバイバイ」
楓は去っていった
言い方きつかったかな?楓は少し後悔していた
だって優真くんの気持ちは優真くんにしかわからないし……可愛いと好きは違うよね、好きとは言われてない、悪く思われてないのは態度でわかるけど……はっきりしない……それならいっそ可愛いなんて口に出さずにいてくれたほうがいいのに……
一方優真は楓が去っていったことに少しびっくりしていた
何か俺変なこといったかな?
楓にしては珍しく口調が荒かったような気がしたんだけど
優真は家に戻っていった



