「…もう無理」 気がつけばそう口に出していた。 「お前本当にどうしたんだよ」 先程の冷たい目ではなく、いつもの秀虎に戻った口調でそう尋ねてくる。 …が。私は、 「もうやめて」 「友達も…幼馴染みも…こうやって家に来るのも校外で馴れ馴れしく話しかけてくるのも、電話掛けてくるのも…」 溢れ出る涙を止めることは出来なかった。