空に向かって



「…ごめん」

たしかに今のは八つ当たりだったと思う。

自分でも自分がわからないから。

だからこんなに苛立つんだ。


「アンタ、私の事嫌いでしょ?」

俯いていた顔をバッとあげる。

なにその顔、ウケんだけど。


「嫌いなら嫌いでいいじゃん。私もアンタの事好きじゃないし。」

むしろ嫌いだよバーカ。


「鼻っから無理なんだよ。私とアンタが同じ土俵に立つなんて」

無理なんだよ…

同じ土俵…紅蓮連合の姫になるとか。