「ではー、テスト終了を祝して!カンパーイ!!!」


「「「カンパーイ!!!」」」


こんにちは。澪です。


今日は、定期テストが終わったから、みんなで近くのファミレスに来たとこ。



「今回は?どーだったの?蒼!」


せーっかく私が勉強教えてあげたんだから、何としても赤点回避してもらわないと!


「んー、わかんないけど…多分大丈夫!」


「…多分て」


「あ、でも、数学は結構出来たよ。澪が教えてくれたから」


「…そっか。」


そうやって言ってくれると嬉しい。


こんな私でも蒼の役に立ててるんだって思えるから。


「澪は?大丈夫そ?」


「さすがに赤点はないと思うけど、国語はちょっと低いかも」


「そっかー蓮は!?どーだった!?」


「ふつー。」


「とか言っていいやつね。はいはい。雪ちゃんは?」


「物理が…ちょっと…」


「そかそかー。」


みんなで色んなことを話して、2時間くらいが経過した。


「あ、俺帰るわ、ごめん。」


どうやら蓮君はもう帰らなきゃいけないらしい。


「あ、じゃあ私も帰るね!」


雪も帰っちゃうのかぁ〜…


「「ばいばーい」」


「どーする澪ー、まだいる?」