…正直、少し…妬いてたり、する。



…かっこ悪いな、


まあ俺だって、可愛いと思う女優くらいいたし、同じようなものだろう。


…いたか?可愛いと思う女優。


…いない。雪しか見えてなかったから。



…大丈夫かな俺。雪と喧嘩とかしたら多分生きていけない


「いいよ、行こう」


だけどまあ、可愛い彼女のお願いはやっぱり叶えてかげたいので、許可することにした。


「やったー!!ありがとー!」


「うん。」


本当に嬉しそうな彼女につられてこっちまで嬉しくなる。


「…そんなに好きなの、その俳優」


「え?⚪⚪君のこと?」


「ん。」


「好きだよ〜澪も好きなんだよ!」


…これは、蒼も騒ぎ出しそうだな笑


「そっか。」


「…蓮君?」


「なに?」


「…わ、私、蓮君が1番だよ!?」


「え?」


「な、なんか、元気ない、から。」


うわ、バレてる…恥っず…


「うん、もう元気出た。」


「ほんとに!?」


「ん。」


「た、確かに、⚪⚪君はかっこいいけど!私、が…1番かっこいいと思うのは、いつも、蓮君だからね?」