なみだ

違うのに。


言っても無駄だろう。


「貸せ。」


そう言って、僕の髪からピン止めをとって、


バキッ…


「…え?」


理解するのに十分な時間が必要かもしれない。


…僕と雪でお揃いだった、雪から初めてもらった。


それを踏み、挙句の果て綺麗に砕けた。


「お前が雪と一緒のものをつけるな。」


僕はさすがに怒りを覚えた。


「それは…ぼくの…大切な…ものです!」


必死の抵抗だ。


「…は?だからなんだ?なぜ、俺がお前の言うことをて聞かなくてはいかないのか?ふざけるな。」


バキッ…


「…っ…はっ」


お腹を蹴られたようだ。


今日は格段といたい。


ヒビが入ったかな。