急ぎ足で帰る

「師匠、仕事ってなに？」

「大物だ、神崎組からだ」

「私が暴力団を嫌いなの知って言ってるの？」

「わかってる、でもこれは麗奈に頼まれた仕事だ

俺ではなくお前にな、直接 sky にだ」

「なぜ、私なの？

師匠じゃないでしょうね？」

「お前はもう俺の手はいらない

自分のこれからをきちんと見つけてみろ」

「質問の答えになってないじゃない」

「いいから、仕事だ

特別な指名付きでな」

「はぁ、わかったわよ」

こうゆうめんどくさいことをたまーにして

お節介も程々にして欲しいものだわ


私はこれからもこのままなのにね

知らなかった、この出会いが私の未来を

私自身を変えることになるなんて