僕の夢が見つかった瞬間

「…。ひ…ろき?」


「目を覚ましたか?はるき、よく頑張ったな!」

「ありがとう。」

「へへっ。そういやな、俺、お前に伝えたい事あるんだよ!」

「ん?なに?言ってみてよ。」

俺は、自慢げに言った。

「俺な、将来医者になろうと思う。お前をここまで支えてきたのはもちろん家族がいたからだと思

うけど、お前の傍に医者がいたから助かったんだと思う。俺は、すごく感動した。だから、俺は勉

強をする。勉強をして、世の中の人を一人でも多く助ける。それが、俺の夢だ!」

いまなら、胸張って言える。

君と出会って沢山の事を学んだ。

辛い心、悲しい心、そして諦めない心。

君と出会えたから俺はこうして、夢ができた。

俺はつかみ取るよ。

君から教えてもらったことを生かして僕はまた、一歩踏み出すんだ。





~夢に向かって~