「はっ!…はぁはぁはぁ…」

目が覚めると凄い汗をかいていて
呼吸も荒くなっていた

外を見るともう朝だった


シャワーを浴びて制服を着て靴を履いて
学校に行く


私のつまんない一日が始まる



学校について下駄箱を開けると


「っ!」

『人殺し』


そう一言書かれた紙が1枚入っていた


誰がこんな事を…?


足がガクガクと震える…

私は震える足を何とか動かして教室へ
向かった


誰が…誰が……


教室に入るとシーンと静まり返った

皆の視線が痛いくらい刺さる


私が席につくと何も無かったかの様に
また教室はガヤガヤとし始めた

教室中を見渡してみる


けど、誰も“あの事”に関しては
一切言ってこない…

まだ皆知らないって事…?

だとしたら…

“あの事”を知っている奴らは
あいつらしか居ないはず