深い闇

『華の過去を知っても、きっと
分かっていてくれるさ』

でも、実際は全然違った

『あんたなんか友達じゃない!』
『こっちに来ないで!』
『汚い!』

私の噂はみるみるうちに広がり
気がつけば私の周りには誰もいなかった

どうして…

なんで分かってくれないの…?

うそつき…


私は逃げるようにその町を出た

そして、辿り着いたのが今の町

行く宛もなく繁華街をフラフラ
歩いていた私を見つけてくれたのが

あいつら だった…

私の汚い過去を知っても
『お前は俺達の大切な仲間だ』
って言ってくれた。

その時、私は人の温もりを初めて
感じた気がした