「は?…な、何言ってんだよ。あいつが
あいつがそんな事…」

「私だって本当は言いたくなかった…」

は?何言ってんだよこいつ

俺はそう思ったが、黙ってまりあの
言葉に耳を傾けた

「皆に、ずっと黙ってたんだけどね…
まりあ、蒼に入ってから華ちゃんに
ずっといじめられてきたの…グスッ

私の居場所を取るな。
お前なんか出てけ。って…グスッ

まりあ、怖かったけど言えなかったの…
華ちゃんに、脅されてたから…グスッ」

「あいつがそんな事するはず…!」

「光輝はぁ、まりあの事信じて
くれないんだね…」


大河はその話を聞いて「ごめんな。」
ってまりあの事抱きしめていた

他の幹部の事を見ると、皆怒りに
顔を歪ませていた


俺は少し納得がいかなかった…

曲がった事が大嫌いなあいつが…そんな事
するわけない…


でも、俺の仲間がまりあを信じてるんだ

俺も、まりあの言っている事を
信じよう