僕は言葉を見失った。

だって、事故に巻き込まれた。って。

すぐさま処置室に行ったんだ。

医「容態は安定しました。」

涼「よかった…。」

医「ですが、お腹の子はぶつけられた衝撃で一刻を争います。今すぐ帝王切開するしかありません。どうされますか。」

僕達は父がいない。3年前に病気で失った。
だから、1番上の僕が決めないといけない。


涼「お願いします。」

僕は承諾した。