だが、その生活も今日で終わる。
今日は葵の誕生日。部活を早く切り上げて、病院に行く。
「これ、よろしくね?」とプレゼントを渡され、俺は、夕飯を作りに家に帰る。
今日は、葵の好物とケーキ。そして、父さん達の手紙を添えたプレゼント。
全部終わったのは、葵が病院に着いているであろう時間。
俺は、病院から帰ってくる葵を待った。
ガチャッと玄関が開き葵が「ただいま〜」と言った。それを見計らって、用意していたクラッカーを鳴らす。
葵はビックリして怒っていたが、夕飯で機嫌を取り戻した。
俺は、「はい。父さん達からのプレゼント」と言って、葵にネックレスが入った箱を渡す。
「開けて良い?」と聞く葵に
「良いよ?」と言うと、葵は開けた。中身を見た瞬間、葵の目からは涙が溢れていた。
終いには、俺にもかかってきた両親からのおめでとう電話。俺はそれを壁に寄りかかって、見守っていた…
今日は葵の誕生日。部活を早く切り上げて、病院に行く。
「これ、よろしくね?」とプレゼントを渡され、俺は、夕飯を作りに家に帰る。
今日は、葵の好物とケーキ。そして、父さん達の手紙を添えたプレゼント。
全部終わったのは、葵が病院に着いているであろう時間。
俺は、病院から帰ってくる葵を待った。
ガチャッと玄関が開き葵が「ただいま〜」と言った。それを見計らって、用意していたクラッカーを鳴らす。
葵はビックリして怒っていたが、夕飯で機嫌を取り戻した。
俺は、「はい。父さん達からのプレゼント」と言って、葵にネックレスが入った箱を渡す。
「開けて良い?」と聞く葵に
「良いよ?」と言うと、葵は開けた。中身を見た瞬間、葵の目からは涙が溢れていた。
終いには、俺にもかかってきた両親からのおめでとう電話。俺はそれを壁に寄りかかって、見守っていた…


