母と父の人生の記録

その言葉に、「そうだな。」としか言えない自分がいた。
「兄さん。夕飯、どうする?」とコンビニの近くに来た時、思い出したように言った。
「コンビニで買う?」と聞くと、
「じゃ、そうしよっか。」と葵は言った。
本来、父さん達にはちゃんと栄養のある物を食えと言われているが、今日ぐらいは良いだろう。
コンビニに寄って夕飯を買う。
「兄さん。甘いもの食べたい!」と何か良い物でも見つけたのか、目を輝かせながら葵が言った。
「良いけど。太るぞ!」と言うと、
「良いの!」と言いながら、カゴの中にケーキを入れる。
「まったく…」と言いながら俺はレジに並ぶ。
「これ、母さん達には内緒だね?」と笑顔で葵は言った。
「そうだな。」俺も自然と笑顔になっていた。