恋とマシンガン

「山城さん、『カサブランカ』の橋本さんからお電話です」

隣のデスクに座っている後輩の直木公平(ナオキコウヘイ)くんに声をかけられ、私はすぐに電話に対応した。

「はい、わかりました。

来週の木曜日、そちらの方におうかがいします」

そう言うと、話を終わらせた。

仕事の続きに取りかると、昼休みになった。

「んーっ」

両腕をあげて伸びをして疲れた躰をほぐした。

この調子なら、真智子との約束に間にあいそうだ。

「山城さん、今日時間ありますか?」

そう思っていたら、直木くんが声をかけてきた。

「ごめん、今日は約束があるから」

私がそう言ったら、
「じゃあ、明日か明後日は大丈夫ですか?

どうしても相談したいことがあるので、なるべく早い方がいいんですが…」
と、直木くんが言った。