「俺も君と一緒にいたい。」 君は安心したかのように僕に抱きついてきた。 でも、僕は君を抱きしめてあげられなかった。 君がこんなにも辛い思いをしてきたんて全然気付いてあげられなかった。 僕はそんな自分が悔しくなった。 この時、僕は初めて君の弱さを知った。 僕の心の中の何かが変化した瞬間だった。