僕は君の笑顔が見れたことで嬉しくなって、気付いてあげられなかった。 君の手が小さく震えていることに。 それから僕たちはすこしづつ仲良くなっていった。 別れる時には次会う約束をするようになり、毎日会うようになった。 君をいろいろな所に連れて行ったり、いろいろな話をしたりした。 少しづつ君のことがわかって行って、嬉しくなった。 君は本当は明るくて元気に満ちた子だった。 だけど、時折見せる悲しい顔は僕を今までに感じたことのない気持ちにさせるのだった。