「 透子は僕がいないとダメになるのに 」



この関係が良くないことはもう知ってる 。


でもやめたくない 。




「 それは律もでしょ 」




律の笑った顔も好き 。 もう全部好き 。




両手で律の頬に触れてわたしからキスをする 。



だんだん激しくなって律を押し倒した 。




「 … メガネ邪魔だよ 、 律 」




そう言うとすぐにメガネを外してわたしのワイシャツのボタンを外し始める 。






もういつもの日常に戻りかけていた 。