女癖が悪いと評判の小野くんに告白されたって信じられるわけがない 。 来た道を戻るように振り返る 。 「 待って 、 透子ちゃん ! 透子ちゃんが市川くんのことが 好きなのは分かって … 」 「 誰にでもそういうこと言うんですか ? 」 小野くんの言葉を遮る 。 「 そんなことないよ ! 誰にも好きって言ったことない 」 「 信じられませんよ 、 そんなこと … 」 初めての告白がこんな風になるなんて 。 夢みてた小さいわたしは今どんな気持ちだろう 。