誰も見ないで 、 僕だけを選んで 。





わたしは小野くんの言葉に返事をしないで歩き続ける 。



「 あれ 、 嘘なんだよね 」


「 … うそ ? 」



何のことだかさっぱりわからない 。




「 先生が透子ちゃんを呼んでたってこと 」




え ! ?


は ! ?


意味わかんない … ! 何のために ? !




「 ついでに俺も先生に呼ばれてるってことも
まあ目つけられてるのは本当だけど 」




開いた口が塞がらない 。



小野くんはずっと笑ってるし 。



わたし何のためにこの廊下歩いたの …


労力返せ …