「 … うるさいよ 、
透子もそうでしょ 、
三つ編みなんかしちゃって 」



わたしの三つ編みに触れる律 。



律にこうして欲しかったの 、


わたしの三つ編みを律にいじって欲しかったの 。



「 いつもじゃないもん 。
今日体育だったし 。
暑かったから 」




少しぎこちない返事をしちゃった 。



わたしの髪から律の手が離れる 。