誰も見ないで 、 僕だけを選んで 。





「 じゃあ蒼介くんも今上脱いで ! 」



透子にTシャツを脱がされる 。


無邪気に笑ってる 。


これは了承を得たってことでいいかな 。


最初からちょっと強引に行けばよかった〜 …



俺に言えない嫌な事情があるのかなって思ってたけどそうでもないみたいだ 。



2人で脱がせ合いをしているとお風呂に着く頃には2人とも下着姿だった 。



そのあと洗い合いをして湯船に入る 。



お風呂ってただただ面倒な行為だと思ってたけど好きな人と入るだけでこんなにも違うのか 。



俺の足の間に同じ向きで透子が座る 。

後ろから透子のお腹に腕を回して抱き締める 。



「 なんか無理矢理入らせちゃってごめんね 」



俺だけが喜んでないか ?


透子はずっと笑ってくれるけど本当は嫌だったかなって少し後悔している 。



「 ううん 、 蒼介くんとする事全部楽しいよ
 … でも汚くないかなとか現実的な問題で
 一緒にお風呂入ること躊躇ってた … 」



そんな小さな事でめちゃくちゃ悩んでたのか 。






ああ 、 どうしよう 。



めちゃくちゃ愛おしいな 。




好きが溢れ出しそう 。

ていうかもう溢れ出てる 。





「 すき … 」




「 え 、 なに蒼介くんどうしたの … !? 」




「 … もう頭で思うより先に出ちゃう
 好きすぎて 」




「 そうなの ??
 わたしも蒼介くんが好きだよ 」





透子をぎゅっと抱き締めて俺と同じ匂いがする透子の首に顔を埋める 。





学生の恋愛なんて長続きしない 。


俺と透子だっていつか終わるかもしれない 。









でも 、 まだ透子を手放す気はないよ ?






 𝙁𝙞𝙣 𓂃