誰も見ないで 、 僕だけを選んで 。





わたしが真剣に悩んでるのに小野くんはニヤニヤして嬉しそう 。


何 、 気持ち悪い …


引くように小野くんを見る 。



「 … なんですか 」



「 それって 、
 俺のこと意識してるってことでしょ ?
 やっとだよ〜 !!
 もっと意識してもいいからねっ ! 」



は !? 意識って何の !?

わたしが小野くんを意識するわけないじゃん !!


そんなことわかってるのに体はどんどん熱くなって顔も赤くなる感覚がする 。




「 顔赤〜い ! かわいい ! 」



「 そんなことないです !!
 意識してませんから !!! 」



まだ熱あるんだ 、 きっと 。

だからまだ身体中が熱いんだよ 。




「 俺もね 、
 透子ちゃんに触るとき熱くなるんだ〜 」



小野くんが膝の上で頬杖ついてニヤニヤこっち見てくる 。



「 じゃあ何で触ってくるんですか 」



「 それでも触れたいからだよ 」




急に真面目な顔しちゃって 。