「 律に告白したんです 。
好きだから関係やめたい 、
彼女にしてくれないなら
家から出て行ってって言ったら
分かった 、 ごめんって言われて
あっさり出て行きました 」
わたしは自虐気味に笑う 。
本当にあっさりだった 。
こんなことならもっと早く終わらせれば良かったと思うほど 。
熱出してるわたしの元へ何も考えずきた挙句 、 たった7文字で関係が終わるなんて思わなかった 。
「 … そっか … ひとりでがんばったね 」
そんなこと言われたら泣きそうになっちゃうじゃん 。
律との終わりは全然悲しくないのに 、 糸が切れたみたいに涙が出てくる 。