誰も見ないで 、 僕だけを選んで 。





そう考えるとますます律への思いがわからなくなってくる 。


本当は依存なんて思いたくない 。



「 それならよかった …
 さ ! もう寝てて !
 何もしない 、
 透子ちゃんが望むなら俺帰るから 」



「 いや … !
 あ … 居てください 、 おねがいします 」



気がついたら止めてしまった 。


小野くんを利用してるみたいで嫌なのに 。




「 … そんなこと言われたら帰れないな〜
 じゃあ何もしないから寝てて 、
 約束 ! 」



小野くんが小指を突き出す 。



これはゆびきりしようってこと … ?



ちょっと戸惑いながらわたしも小指を出してゆびきりをした 。




小野くんの優しい笑顔を見てわたしの意識が途切れた 。