3日間の期末テストが終わった 。



テストの前にいろんなことがあって手応えがない 。



今回のテストはダメかな 。



職員室へ提出物を出しに行って教室に戻ってきたときはもう誰も残ってなかった 。



やっとテストも終わったし早く家に帰ろう 。




「 透子ちゃん 」



扉から小野くんが顔を覗かせる 。



わたしは無視して荷物をまとめる 。




「 この前は本当にごめん 」




返事はせず後ろの扉から教室を出ようとした 。




「 ちょっちょっと待って !!
 お願い !! 何もしないから !!
 距離取ってもいいから話したいだけなの ! 」



必死に止められたけど 。