誰も見ないで 、 僕だけを選んで 。





「 たぶん〜 …
 学年で一番最後に帰ってる自信あるよ ! 」



謎のピースサイン 。



「 … そう 」



ボケにツッコむほど体力はない 。




「 透子ちゃんを見つけるために 」


「 風邪引いちゃうよ …
 … なんかあったの … ? 」




小野くんがわたしのところに来る 。



「 … 傘を忘れちゃっただけです … っ
 小野くんこそ風邪引いちゃいますよ … 」




わたしはシャツの上にベストを着てるけど小野くんはシャツ1枚 。


夏だからといっても雨は冷たい 。