縋るような目つきにわたしは目を逸らす 。
最低だと怒鳴られてもいい 。
わたしは小野くんを傷付けたから 。
最後に目一杯傷付けたらわたしの事なんか嫌いになってくれるかな 。
「 じゃあわたしの2番目になりますか ?
律より好きな人いないので
2番目に好きな人ならいいですよ ? 」
たくさん傷つけてごめんなさい 。
もう最低だって罵られてもいい 。
「 なんで悪役になってもアイツと一緒にいたいの … 」
怒って殴る勢いまであるかと予想してたのに 。
小野くんはただ悲しそうにわたしを見つめる 。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…