誰も見ないで 、 僕だけを選んで 。





律が家族に完璧さを求められて息苦しい思いをしてるのをわたしは知ってる 。


真面目だってレッテルを貼られて本当の自分を晒け出せない律を見てきた 。




周りが求める律と律がなりたい自分とのギャップに悩んでたのも知ってる 。



そのギャップを埋めるようにわたし達は不純異性交友をしてた 。




「 だから 、 透子が離れても
僕が見つける 。
僕は離れていかない 。
透子と僕は離れられないんだよ 」




ああ 、 また絆される 。


離れる 、 断ち切るって言ったのに 。