誰も見ないで 、 僕だけを選んで 。





「 乗って ? 」



「 え 、 ? 大丈夫だよ … !
それに誰かに見られたら … 」




わたしは誰かに見られても平気だけど 、 律はそうじゃないでしょ ?




「 じゃあ交差点まで それでいい ? 」




そういう問題じゃないんだけど …



あまりグダらせるわけにもいかないからしぶしぶ律の背中に乗る 。




「 … 重かったらすぐに言ってね … ! ? 」



律が倒れないか不安 。



わたしは軽々とおんぶされた 。



律は体鍛えてる訳でもないのに意外と力持ち 。