誰も見ないで 、 僕だけを選んで 。





最低なのはわかってる 。


でも今は律と一緒に居たい 。 どうしても 。


わたしには律しか居ないから 。



律はわたしが離れていかない限り 、 絶対どこにもいかない 。 そう信じてる 。




「 もう行ける ? 」



「 うん 、 ごめんね 律 」




ゆっくり立ち上がっても傷が痛む 。



時間が経てば経つほど傷が痛くなる 。




「 はい 、 歩くの大変でしょ ? 」




律がわたしの前でしゃがむ 。



これは … おんぶしてくれるってこと … ?