誰も見ないで 、 僕だけを選んで 。





そう言われてもすぐ信じられないけど 、 信じなきゃ 。


小野くんのために 。




「 … わかりました
ごめんなさい … 」




わたしが申し訳なさそうに俯くと髪をわしゃわしゃされる 。




「 え ? ! 」



「 はい ! じゃあ保健室行こ ! 」




だから保健室は行かないって …




「 保健室行きたくないです …
先生に詮索されるのも嫌だし … 」




女の子に押されましたって言えないよ …




「 じゃあ絆創膏もらってくるから !
動いちゃダメだよ〜 ? ? 」



擦りむいたけどそんなひどい怪我じゃないんだけどなぁ …