告白紛いなことを言ってしまった 。




「 それは … 」




律の返事はない 。



わたしと律の好きな人 、 何が違うんだろう 。





「 … ごめん … !
なんでもないの 、 気にしないで 」




聞きたかった答えは多分聞くことはできない 。




自分意見変わりすぎだよ … っ !




「 顔洗ってくるね ! 」



いつもみたいに笑ってとりあえずその場を切り抜ける 。




「 透子 … ? 」



律の声を無視して教室から出る 。


今までと同じように戻れるはずだから 。