向こう側の世界へ行きたかった。



遠ざかっていく。



憧れた世界は遠ざかっていく。



楽しそうな話し声も、笑い声も、



聞こえなくなっていく。



誰の声も届かない、



誰も立ち入れない、



他人のいない世界へ、



私は帰る。