「お、はよ」
「はよー」
いつも通りの朝。
クラスメートのにぎやかな声が教室中に響き渡る。
そんな中、私だけいつも通りじゃない気がした。
堀川が好き。
まだ少し、美楽のことは心残りだけど。
あ、あ?
堀川、何してるの?
「これ、配れよ」
これって、係の奴…。
「うんっ…」
なんか、辛いな…

そろそろ、夏休み。
距離、縮めたいな…