優「美音??」


美「怖いのっ。怖い……」


優「こわい??何が怖いの?」


美「わかんないっ!!」



美音も色々あったんだ。


本当はまだ自分の中でも気持ちに整理がついていないんだろう。


優「大丈夫だよ〜。そばにいるから。今は何も考えなくていいよ。」


そんな声をかけながらトントンとテンポ良く美音を叩いていると意外にも美音が眠ってしまうのは早くて……












駿「美音…寝た?」


優「うん。まだ美音も気持ちが落ち着いていないんだろ。」


駿「そりゃそーだよな。母さんがあれほど取り乱すくらいなんだから。」



こんな小さな体で……

必死に考えてるんだ。


必死に悩んで、生きようと頑張ってる。


出来るだけ俺らもたくさん話を聞いて一緒に解決してやらないといけないのかもしれない。。。





前みたいに取り乱すことがないように。