結局優也兄の部屋で寝た。







そして私は夜2時過ぎ、目が覚めた。


…気持ち悪い。



突然強烈な吐き気に襲われた私は眠っている優也兄を起こさずにトイレに向かった。








美「ゴホッゴホッゴホッ……オエ…」


…苦しい。


何度も何度も吐いてしまった私。



体も熱くなってきた。







一通り吐き落ち着いた私。



美「部屋に戻らなきゃ…」


……あれ?
ぐらっと揺れた視界に思わず立っていられなくなった。


バタッ

意識はあるものの立てない。



美「ゆ……ぅ……ゴホッゴホッゴホッ…」

……咳が出てきて上手く声が出せない。


助けて。

誰か。