駿「……っ」
顔を歪めて痛そうにする駿介に駆け寄った。
美「駿介っ!!」
そうすると駿介は立ち上がり「大丈夫だから」と言ってくる。
でもなんだかすごく痛そうだし……みてられない。
すると駿介が口を開いた。
駿「お前らちょっと陰湿過ぎねぇ?こんなやり方。」
女「いや……」
駿「俺、お前らに断ったよな?それに美音には俺から無理に交換させたんだよ。」
…そんな。
無理になんて。
駿「せっかく俺が無理にでも交換させたのに邪魔するようなら……」
そう言いながらドンドンと女子達の方へと近づく駿介。
そして女子達のリーダーっぽい子の顎を食いっとあげて
駿「……ただじゃおかねぇから。」
そう言った。
その子は顔を真っ赤にして走って行った。
そして一緒にいた子達もその後を追うように走って行った。
駿「大丈夫か?ごめんな…俺のせいで。」
美「駿介のせいじゃないよ!それに……」
駿「……?」
美「ほんとに助けに来てくれたっ」
……うん。
それだけで嬉しかったよ。
団長やってて忙しいのに。
ありがとう。
美「でも……」
美「ここ。女子トイレの前だからそろそろ私達も戻ろっか。」
みんな心配してるだろうし?
駿介は顔を真っ赤にした。
駿「そ、そうだな。」
私達も再び戻る事にした。

