バスから降りて少し歩いたところに私たちの通う女子校がある。
バレーと卓球が強いと有名な私立の仏教校だ。
私は仏教などに興味はないが,家から一番近く私の頭でも通えるからここにした。
「先輩たちもう来てるかな?」
のんきに言いながら部室である和室に辿り着いた。
「開いてるから,もう居るね」
「失礼します」
私が先に入るとそこには部長と副部長がいた。
「おはよう。集合の時間より15分も早かったね」
優しい声で部長である亜衣子先輩が声をかけた。
「涼しくしといて正解だったね」
隣には亜衣子先輩の友達で副部長でもある亜矢先輩が笑顔で言った。
亜衣子先輩は普段はふんわり巻いた長い髪をおろしているが今日は部活があるからかポニーテールにしていた。
亜矢先輩はショートヘアで片耳だけだしながらピンでしっかり止めていた。
「顧問の先生はまだですか?」
私は思わずそう尋ねてしまった。
「今さっきお抹茶を取りに職員室に行ってたよ」
副部長が笑顔で私たち2人を手招きしながら言った。
どうやら行き違えたみたいだった。
私たちは手を洗い先輩2人の部活の準備を手伝ったのだった。
バレーと卓球が強いと有名な私立の仏教校だ。
私は仏教などに興味はないが,家から一番近く私の頭でも通えるからここにした。
「先輩たちもう来てるかな?」
のんきに言いながら部室である和室に辿り着いた。
「開いてるから,もう居るね」
「失礼します」
私が先に入るとそこには部長と副部長がいた。
「おはよう。集合の時間より15分も早かったね」
優しい声で部長である亜衣子先輩が声をかけた。
「涼しくしといて正解だったね」
隣には亜衣子先輩の友達で副部長でもある亜矢先輩が笑顔で言った。
亜衣子先輩は普段はふんわり巻いた長い髪をおろしているが今日は部活があるからかポニーテールにしていた。
亜矢先輩はショートヘアで片耳だけだしながらピンでしっかり止めていた。
「顧問の先生はまだですか?」
私は思わずそう尋ねてしまった。
「今さっきお抹茶を取りに職員室に行ってたよ」
副部長が笑顔で私たち2人を手招きしながら言った。
どうやら行き違えたみたいだった。
私たちは手を洗い先輩2人の部活の準備を手伝ったのだった。