外に出ただけで汗が出そうになるのを我慢しながら私は急ぎ足でひなのんの家へと向かった。

思っていたより早く着きチャイムを鳴らした。

ひなのん大丈夫かな?不安になりながらひなのんを待っているとすぐして

「待たせた?ごめんね」

「ううん大丈夫だよ!行こうか」

私たちは不審者に出会わないように気を付けながらバス停へと向かった。

向かっている道中は昨日の事に触れず部活の話をしていた。

「夏にお抹茶飲むのかな?」

「流石に暑いから飲まないんじゃないの?」
ひなのんは笑いながら答えた。