「とりあえず英語と現文を持って帰るか」
テストとか面倒だなと思いながらテスト勉強をするために教科書やノートをカバンに入れた。

「「バイバーイ」」

「「また明日ね」」

クラスの皆んなの声を聞きながら私は一足先に帰る事にした。

「次元の穴・・・」
夜月さんが言ってた次元の穴とはどんなのか私は想像しながらバスに揺られていた。

次は○○前〜○○前〜・・・

「やばっ」
バスの運転手のアナウンスを聞き私は急いでボタンを押した。

「なんとか間に合った」
私は安堵しながらバスを降り家まで歩いていた。