星空の下、ふたりの約束




それから、約束の時間まではダラダラと過ごした。


……もちろん、宿題をしつつ、だ。


以前それをしてて誰かに怒られた気がするけど、今はこの場にいないから別に良い。


それよりも今日、というか今回こそは彼女を救うことが最優先だ。


そのために、先回りしてあの事故の場所にいることにしよう。


時刻は午後五時半。去年、待ち合わせは七時だったが、二時間待っても夜空は姿を見せず、事故の連絡が来るまで一時間掛かった。


つまり、何らかの用事があって一時間遅く家を出た彼女は、海に向かう途中に事故に遭ったということだ。


だから先にその用事を済ませておけば、その後僕と一緒に目的地へと向かうことで回避できるはず。


これは……やってみなければわからないけど、今の僕には迷う時間などない。


行動するのみだ。