星空の下、ふたりの約束







七月五日は、相変わらず日差しが強い日だった。


特に何も変化はなく、気がつけば一日が過ぎていた。


筋肉痛にはなったものの、それも翌日には治っていた。


それは、不幸中の幸いだった。


もしこれで痛みが続くようだったら、夜空を助けることができなくなるかもしれないと焦ったけれど、そんな心配はいらなかった模様。







そしてその日―――七月六日。


明日はついに、星硝夜。


必ず、夜空を守ってみせる。


そう強く心に決めて布団に潜った。



でも本当にうまく行くのだろうか。


去年、夜空は事故に巻き込まれてしまった。


だから、明日はその事故が起きないようにするしかない。


たしか夜空は、自分の身を顧みずに飛び出した子どもを庇ったのだ。


優しくて強い彼女だからできたことだ。


でももう同じことは繰り返してはいけない。


しばらくの間心臓がうるさいほどにバクバクしていて寝付けなかったが、いつの間にか静かに眠りに落ちていった。