星空の下、ふたりの約束




翌日。


ガラス越しに空を見上げると、濃い青に真っ白くて大きな入道雲が浮かんでいた。


青いソーダにわたがしが漂うような光景だ。


わたがしは水に溶けるから現実では有り得ないけど、そんなことは気にしない。


とにかく、今日は天気がいい。


THE夏って感じだ。


……THEまで英語だから、夏もSummerにすべきだったかな?


まあ、それはひとまずそのへんに置いとくとしよう。


細かいところは気にしない主義者だから。


てか、それより何より。


「重い……」


僕は今、紙袋を両肩に三つずつ掛けさせられている。


なぜそんなことになったのか。


誰がそんなことをやらせているのか。


そんなことを考える必要もない。


もちろん、夜空だ。