「咲夜ー!早く帰ろーよ」 帰りのHRが終わり、生徒は各自それぞれの時間を過ごす。 ある人は部活へ。またある人は街へ。 そんな中僕は、肩を激しく揺さぶられながら帰りの支度をしていた。 揺らしているのはもちろん、夜空だ。 「ちょっと待てって。これじゃ荷物がカバンに入れられない」 わかったよー、と渋々離してくれたのは良かったが、先程の反動で前につんのめりそうになった。 何とか体制を立て直し、カバンを持って昇降口へと向かう。