リンゴ酒はおいしかった。

リュシカはそれを土蔵から取り出して試飲。
わずかな酸っぱさと甘味。
それがアルコールという蒸気で気化するようだった。

夏日だ。ゴンドール森の館。


リュシカはふたたびモリソン川に出かける。
釣りでした。

(畑の作物か)

とそうリュシカは考えました。

畑の作物をリュシカは卸しに出していた。
一方で食堂を運営すれば利益が出る。

そうリュシカは考えました。

モリソン川はいつものように流れていました。
橋を目印に魔術師の長衣でリュシカは森を進みます。

魔術学院への文書作業がありました。
リンゴ酒。

その余韻を残しながら状況は次へと移るのです。

流転する世界。モリソン川。