双子のお姫様


「ほんとだー」

「おい、ドアやったのお前らか?」

『さー?』

「とぼけてんじゃねーよ」

「まあまあ、とりあえず聞きたいことあるん

ですがいいですか?」

『嫌だって言ったら?』

「お前らに拒否権はない」

「なにが聞きたいのー?」

『ちょっかな!?』

なに考えてるの?

「答えないと帰してくれないよ?」

あ、なるほど

『わかった。いいけど応えられることしか

応えないから』

「質問は1人1個ねー」