哀子(あいこ)ちゃんは知らなかったんだ目元を傷痕があるの」
「知らないよ!!」
「じゃあ右目が見えてない事は?」
「知らないよ!!!て事は義眼なんですか?」
「そうだよ。高校生の時から右目を失明したや」
「高校生の時から右目が見えてないて」
「見ての通り怪我した事が原因で」
「師匠を庇って怪我した」
『えっ!!』
「その犯人の来世が奈歩(なほ)ちゃんて事は驚いたけど」
『えっ!!』
「その犯人亡くなったんだ」
「だから生まれ変わりの話を信じたやね」
「うん」
「それよりお父さんはメイクして昨日お母さんが作ったスープ飲んで」
「親みたいな事言うなぁ」

「この日常が守れたからよかったんやなぁ」
「そうだね」

「先のムービーお父さんとお母さんにも送った」
「私にも後で送って!」
「OK!!」